2−1 概説


 本調査において対象とした盛岡市域は、盛岡市街地を中心に東西約13.5km、南北約18kmの範囲で、行政区的には盛岡市の他滝沢村および矢巾町の一部を含んでいる。北は四十四田ダム・小鳥沢、東は桜台・手代森、南は矢巾町又兵エ新田、西は滝沢村大釜を包括した地域である。図2−1に、調査地域の範囲および地形の概略を示す。

 地域を縦断して南北に北上川が流れ、その支流の雫石川および中津川が合流している。南北に東北自動車道・東北新幹線・国道4号線、東西に田沢湖線・山田線・国道46号線・国道106号線が交差する交通の要所であり、地域内の人口は30万人を超え、岩手県における産業・文化の中心地域と位置付けられる。それ故、県内でも地震時における防災対策が特に重要とされる地域である。


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